禅寺としての恵林寺 ― 恵林寺住職 古川老師
MATCHA Lab コラム「恵林寺を訪ねて」第3回。恵林寺ご住職の古川老師に、禅寺の喫茶が果たした役割について伺いました。 >>MATCHA Labとは? 山梨県甲州市塩山にある乾徳山恵林寺は、開創を1330年にさかのぼる臨済宗妙心寺派の禅の名刹です。 開山は、夢窓国師です。1275年に生まれ、鎌倉時代の末期から南北朝時代を経て、室町時代に至るまでの、戦乱の時代に生きた夢窓国師は、激動 […]
MATCHA Lab コラム「恵林寺を訪ねて」第3回。恵林寺ご住職の古川老師に、禅寺の喫茶が果たした役割について伺いました。 >>MATCHA Labとは? 山梨県甲州市塩山にある乾徳山恵林寺は、開創を1330年にさかのぼる臨済宗妙心寺派の禅の名刹です。 開山は、夢窓国師です。1275年に生まれ、鎌倉時代の末期から南北朝時代を経て、室町時代に至るまでの、戦乱の時代に生きた夢窓国師は、激動 […]
MATCHA Lab コラム「恵林寺を訪ねて」第2回。恵林寺ご住職の古川老師に、禅寺の喫茶が果たした役割について伺いました。 >>MATCHA Labとは? 喫茶の習慣が日本にやって来たのは、記録によれば、天平元年(729)に聖武天皇によって仏教儀式として用いられたものが最初だとされています。 その後、最澄が唐から茶の種を持ち帰って比叡山に植えたといわれていますが、本格的に日本に定着させたのは、 […]
コラム「恵林寺を訪ねて」第1回。ご住職の古川老師に、日本の喫茶の歴史や禅の精神について伺いました。 お茶を嗜む習慣は世界中にありますが、日本人ほどお茶を愛し、味覚を楽しむだけではなく、器や道具、そして建物や庭園、生活習慣までこだわりを持って徹底的に磨き上げ、深い精神性を加えながら、芸術文化に、さらには倫理観や人生観にまで高めていった民族はありません。 私たち日本人が喫茶の習慣を […]